多分Apache2.2以降だけだと思うが、ソースからインストールして起動する際に、
[warn] (2)No such file or directory: Failed to enable the ‘httpready’ Accept Filter
と出ることがある。
だからと言って動作に問題は出ないのだが気になるので調べたところ、適正に設定を行えばソケットの最適化をやってくれるらしい。
具体的には、通常サーバに対してリクエストを送信するとまずApacheとのソケット通信を開始してデータを送ります。これをOS側でクライアントからのリクエストが完了するのを待って初めてApacheへ接続しApacheのコネクション数の節約を行うようです。
FreeBSDの場合、デフォルトでこのような機能を組み込んだいないため、カーネルにロードしてあげます。
対象モジュール:
/boot/kernel/accf_http.ko
カーネルにロード
# kldload accf_http.ko
起動時に読み込むようにloader.confに追加
# echo ‘accf_http_load=”YES”‘ >> /boot/loader.conf