実は昨日、ThinkPad X24をFreeBSD用に購入。先週ThinkPad一台潰してFreeBSD入れたばかりなのにと思われそうですが、今度はサーバ用途ではなくクライアントとして使うということで軽いものが欲しかった。流石に1.5kg程度になると軽くてカバンの中に入れても平気だ。
それに最近のUNIX系ソフトも充実しているので、ネットワークプログラマーという職業柄、別にWindowsである必要もないんじゃない?と思うようになり、そしてリナザウが限界来てたりとUNIXノートの理由ができてしまいました。
ただし今までと違うのはFDDもCD-ROMも無いという条件でのインストールです。
ドライブ無しのインストール方法はいろいろありますが、今回のX24にさらに付け加えるとシリアルポートなし、パラレルポートもなしです。一応ネットワークブートは可能ですがサーバ側になるFreeBSDの環境構築とルータから切り離す必要とさらにイメージCDと負担が大きかったので不可。
その条件でいろいろググってたら面白い情報を発見。『USBのFDDでブートできるPCであればUSBメモリからブート可能』らしい。おまけに不要になった1GBのUSBメモリの処分にも悩んでたし丁度良い。
おまけに先週立ち上げたサーバはusbdを生かしたままなのでこのサーバでUSB起動フラッシュメモリを作ってみた。
準備したもの:
・USBメモリ(1GB)
・FreeBSD6.2のサーバ(ThinkPad A21p)
・これからインストールするThinkPad X24
参考にしたサイト:たーくんずろぐ – USBメモリからのOS起動
参考サイトとの相違点としてはFreeBSD6.2は起動ディスクがboot含めて4枚なので次のように4枚目のディスクの作業が増える。
# mdconfig -a -t vnode -f /tmp/kern3.flp
# mount /dev/md3a /mnt
# cd /mnt
# cp kernel.gz.ac /usb/
# cd /
# umount /mnt
# mdconfig -d -u 3
これからはFDD/CD無しのPCでもある程度安心できそうだ。
因みに出来たUSBメモリの中身はこちら
# cd /usb
# ls
.snap boot kernel.gz.ab kernel.gz.boot mfsroot.gz
acpi.ko.gz kernel.gz.aa kernel.gz.ac kernel.gz.split