謎の技術は「ぼかりす」

昨日のエントリーで、最近超人的な作者が多いなぁっと思っていたのがサムネにも書いている「ぼかりす」が新技術の事って気が付いてなかった。VocaListenerというツールで音声をキャプチャーしてそれをVOCALOID EDITORにパラメータとして渡しているそうです。歌わせるためのVOCALOIDなのに元歌が必要なんて本末転倒と言った意見も出そうですが、カバー曲作成なら凄く楽になるし、VOCALOIDの苦手な語りを補完するには神ツールになれるハズです。

印象に残ったコメント→「ミクになにしやがった!!」

確かに声としてのキャラクターが定着してた初音ミクに新技術のプログラムを流し込んで、一気に人間化されるとそう言いたくもなるなwwwそれにしても今までのミクからは想像も付かない出来栄えなのでコメント欄は混乱しています。

「CloseBox and OpenPod」で同動画が取り上げられていました。

CloseBox and OpenPod  謎のテクノロジー「ぼかりす」の衝撃  ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2008/04/post-75fd.html

下記のページに

VocaListener: ユーザ歌唱を真似る歌声合成パラメータを自動推定するシステムの提案 中野倫靖,後藤真孝(産総研)

として紹介されています。因みに次の順にクリプトンが入っているのでVocaListener×VOCALOIDのデモンストレーションとか期待できそうですね。

IPSJ SIGMUS 第75回音楽情報科学研究会 プログラム
http://www.ipsj.or.jp/sigmus/SIG/sig200805program.html

 

UNIX版PHPはexif_read_dataがオプション扱い

phpspotで下記のようなサンプルがあったので現状使い道無いけど、将来ウェブアルバムとか作ることがあったら使うかもしれないので試してみた。

PHPで画像のEXIF情報を読み取るサンプルphpspot開発日誌
http://phpspot.org/blog/archives/2008/04/phpexif.html

結果、関数が組み込まれてなかった。。。GDとかJPEGライブラリ入れているのであると思っていたのが勘違いwググってみたらやはり、–enable-exifをつけてコンパイルしないといけないらしい。

php exif_read_data()が使用できないとは – Yaskey Diary
http://www.yaskey.cside.tv/mapserver/diary/diary.php?mode=main&COM=232

しょうがないので追加モジュールとしてインストールしようとしたら自宅BSDでは

Cannot find autoconf. Please check your autoconf installation and the $PHP_AUTOCONF
environment variable is set correctly and then rerun this script.

とエラーが発生。確かにautoconfは今使ってないな。。。昔入れたけど不要になって消した。(元々OSに入ってるはずのm4はm4.orgにしたままだったwww)

下記が以前autoconf入れたときのメモだが、m4は–prefix=/usrで/usr/bin/m4にインストールされるようにしないと後で面倒です。デフォルトだとで/usr/local/bin/m4になってしまう。

autoconf automake libtoolをインストール

これはまた必要になったときにやってみよう。。。ソフトウェアの再利用とか大賛成だけど、どのライブラリを使用しているとか表示義務が欲しいですよね。ソースが見れるからって一々解析するのも面倒。

PHPにモジュールを追加

PHPにモジュールを追加

先日Apacheのモジュールを別途追加したばかりですが、今度はPHPでも同様の事をやってみたのでメモ。

例としてpdoとpdo_mysqlを入れます。
まずはPHPのソースに飛ぶ

# cd /usr/local/src/php-5.2.3/ext/pdo

# ls
CREDITS        config.m4     pdo.php                pdo_sql_parser.lo  pdo_stmt.lo
EXPERIMENTAL   config.w32    pdo_dbh.c              pdo_sql_parser.re  php_pdo.h
Makefile.frag  package2.xml  pdo_dbh.lo             pdo_sqlstate.c     php_pdo_driver.h
README         pdo.c         pdo_sql_parser.c       pdo_sqlstate.lo    php_pdo_int.h
TODO           pdo.lo        pdo_sql_parser.c.orig  pdo_stmt.c         tests

何もしてなければ上記の通り、configureファイルが無いのでphpizeする。

# which phpize
/usr/local/bin/phpize

# phpize
Configuring for:
PHP Api Version:         20041225
Zend Module Api No:      20060613
Zend Extension Api No:   220060519

これでconfigureファイルができましたので設計します。

# ./configure –with-pdo

–with-pdoは無くてもできたかも。

# make
# make install
Installing shared extensions:     /usr/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20060613/
Installing header files:          /usr/local/include/php/
Installing PDO headers:          /usr/local/include/php/ext/pdo/

以上でpdoのインストールが終わりました。
続いてpdo_mysqlのインストールを行います。

# cd /usr/local/src/php-5.2.3/ext/pdo_mysql
# phpize
Configuring for:
PHP Api Version:         20041225
Zend Module Api No:      20060613
Zend Extension Api No:   220060519

今度はmysqlに関連するモジュールのためmysqlがインストールされているディレクトリを指定します。
# ./configure –with-pdo-mysql=/usr/local/mysql/

# make
# make install

最後にphp.iniに下記2行を追加します。

extension=pdo.so
extension=pdo_pgsql.so

php -m コマンドで確認します。

# php -m
[PHP Modules]
ctype
curl
date
dom
ffmpeg
filter
gd
hash
iconv
json
libxml
mbstring
mysql
pcre
PDO
pdo_mysql
pdo_sqlite
posix
Reflection
session
SimpleXML
SPL
SQLite
standard
tokenizer
xml
xmlreader
xmlwriter
zlib

[Zend Modules]

参考:phpize で共有 PECL 拡張モジュールをコンパイルする方法
http://php.plus-server.net/install.pecl.phpize.html