ポートフォワードを使って踏み台先のサーバにFileZillaでファイル送受信する

WinSCPはトンネルの設定があり単体で踏み台経由の接続ができますが、残念な事にこのツールがWindows版しか無い為、他のOSでは別の方法をとる必要があります。

その一例としてsshコマンドによるポートフォワードを使った接続を紹介します。

1.ターミナルを立ちあげてポートフォワードを行う

ssh -L <ローカルポート>:<転送先ホスト>:<転送先ポート> <踏み台ホスト>

ローカルポート:FileZillaに設定したいポート番号
転送先ホスト:踏み台からアクセスするサーバー
転送先ポート:踏み台からアクセス先のサーバーへ接続するポート

例えば普段SSHで以下のように接続する場合

ssh user1@172.16.33.43 (踏み台)
ssh user2@192.168.1.6 (転送先)

割り当てるローカルポート番号を10022とすると
ssh -L 10022:192.168.1.6:22 user1@172.16.33.43 -p 22

この状態でlocalhost:10022は172.16.33.43経由で192.168.1.6:22に接続される。
注意点としては上記コマンドを実行して172.16.33.43にログインした後は、FileZillaの作業が終わるまで閉じないこと。

2.FileZilla で接続する。
ホスト名に localhost、ポートに 設定したポート番号、ユーザ名はuser2
(上記の例で行くと 10022 を設定する)

expectでssh自動接続

実はMacのネタですがLinux枠でw

普段使うノートがMacになったので急に障害連絡が来た時にメンテ可能な端末はMacしかない。でもBSDベースなので親和性が高く楽にできると何もせず構えてたら結構面倒だったw
これまではTeratermのマクロを準備していて例えば10台のサーバに一気にログインする必要があったりするときマクロファイルをダブルクリックでガンガンログインしていたのだが、MacにはTeratermないし同様の機能をどうするかなっと検索。
#!/usr/bin/expect
set timeout 1
spawn ssh root@192.168.56.101
expect “password: “
send “111111n”
expect “[.*]$ “
send “ls -ln”
expect “[.*]$ “
interact
結論としてexpectを利用してsshと対話してしまえば良い事が分かった。これならLinux上でもそのまま使える。但し二段階ログインした上でその先での操作が出来るかどうかについては確認していないが無理そうな気がする。
これはシェルスクリプトな感覚で作成します。違いは一行目にshではなくexpectを定義している点とその後のコマンド送信がteratermマクロっぽい感じになっていること(多分expectの方が先だと思いますがw)
spawnの行でsshコマンドを書き秘密鍵を利用するならここにオプションも一緒に書けば良いと思う(秘密鍵を使う場合はパスワード暗記しているケースが多いのでexpectの世話にはなり難いと思うが)
expectは待ち受ける文字列、ここではpassword: とプロンプトを待っている記述がある。
そしてsendがターミナルに送信するコマンドです。
最後のinteractはログインしたままの状態で終了するおまじない。これが無いとSSH接続を終了するので用途によって付けたり付けなかったりします。

ブラウザを強制リロードしようとしてVoiceOverを起動する

Windowsとのショートカットの違いは大体ですが、ctrl→commandで行けると思っています。ただ強制リロードするときに間違ってcommand+F5なんて押してしまってVoiceOverが立ち上がるとすごく焦ります。。。多分今後も失敗するので、システム環境設定→キーボード→ユニバーサルアクセスと選んでショートカットキーを無効にしましたw