内閣府広報誌に初音ミクが紹介される

これは海外向けの広報誌ですが、政府までみっくみくにされてさらに海外発信なんて『とてつもない日本』を書いた総理大臣だからやっているのか?前例の無いことに驚きです。

実際にどのような紹介をされているのか見てみましたら「Virtual Idol」。

(;゚д゚)・・・バーチャルアイドル?

てっきりロボット関連の最先端技術としての歌う音声合成ソフトウェアVOCALOIDかとおもったらタイトルが「Virtual Idol」でさらに驚かされた。記事のほうもどちらかというと初音ミクブームについて書かれているみたいな雰囲気です。YAMAHAの話とか無さそうだから技術的な紹介ではないみたい。

内閣府広報誌に紹介されました – ピアプロ開発者ブログ
http://blog.piapro.jp/2009/04/post-196.html

Public Relations Office – Government of Japan
http://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/img20090301.html

初音ミク「ス」の発音

初音ミクみくより「ス」の発音についてあまり知られてないというタイトルで意外だったので見てみた。実際一年ぐらい前に同じ事に悩んでいて発音記号を編集して対処していたのをエントリーに書いた覚えがあるのだが中々検索されなくて完全に埋もれていました。私の場合はs:Mをs:Sに変える方法を取っています。特にしゃべらせてみた系で語尾に「す」が入る場合に良いですよ。

約一年前のエントリー
初音ミク印鑑、吉野家コピペ朗読など

例えば「~です」と発声させた時にデフォルトでは「す」が強すぎて違和感がある。発音記号を見ると「s:M」となっている。これを「s:S」に変えると「す」が無声音になり自然な発声になると思います。

初音ミクみく あまり知られてない「ス」の音の調整方法があるらしい件について
http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-2257.html

こちらの記事ではs:Mをs一個に変える方法を取っているようです。s:Sとsでも微妙な違いがあるかも。

謎の技術は「ぼかりす」

昨日のエントリーで、最近超人的な作者が多いなぁっと思っていたのがサムネにも書いている「ぼかりす」が新技術の事って気が付いてなかった。VocaListenerというツールで音声をキャプチャーしてそれをVOCALOID EDITORにパラメータとして渡しているそうです。歌わせるためのVOCALOIDなのに元歌が必要なんて本末転倒と言った意見も出そうですが、カバー曲作成なら凄く楽になるし、VOCALOIDの苦手な語りを補完するには神ツールになれるハズです。

印象に残ったコメント→「ミクになにしやがった!!」

確かに声としてのキャラクターが定着してた初音ミクに新技術のプログラムを流し込んで、一気に人間化されるとそう言いたくもなるなwwwそれにしても今までのミクからは想像も付かない出来栄えなのでコメント欄は混乱しています。

「CloseBox and OpenPod」で同動画が取り上げられていました。

CloseBox and OpenPod  謎のテクノロジー「ぼかりす」の衝撃  ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2008/04/post-75fd.html

下記のページに

VocaListener: ユーザ歌唱を真似る歌声合成パラメータを自動推定するシステムの提案 中野倫靖,後藤真孝(産総研)

として紹介されています。因みに次の順にクリプトンが入っているのでVocaListener×VOCALOIDのデモンストレーションとか期待できそうですね。

IPSJ SIGMUS 第75回音楽情報科学研究会 プログラム
http://www.ipsj.or.jp/sigmus/SIG/sig200805program.html