ソケットの数のOS上限

オンラインゲームを作るに当たり全く考えてなかった問題があった。OSレベルでのファイルオープン数制限である。ソケットもOSレベルではファイルポインタとして扱われている為この制限にかかる。

C言語のプログラミングレベルであればFD_SETSIZEの定義を変えれば良いがそれだけではOSの制限は超えられない。調査方法は下記のコマンドを実行する。

Linuxの場合
# ulimit -a

この結果Linux系はデフォルトが1プロセス当たり1024個までのようだ。
これは少なすぎなのでRedHat系であれば/etc/security/limits.confに上限値を
入れてリログすると適用されるっぽい。

FreeBSDの場合
# limit
cputime unlimited
filesize unlimited
datasize 524288 kbytes
stacksize 65536 kbytes
coredumpsize unlimited
memoryuse unlimited
vmemoryuse unlimited
descriptors 7264
memorylocked unlimited
maxproc 3632
sbsize unlimited

FreeBSDは7264が上限になってた、これだけあれば大丈夫かな。

phpから同じMySQLサーバ内の複数DBを操作

以前からMySQL接続を二重に張れない問題が残っていてどうしたらC言語のようにできるのだろうと思っていたら今のMySQLではUSE等で切り替えなくてもDB名を指定して操作できる事を思い出しました。

今までは
USE test_db1;

SELECT * FROM table1;

USE test_db2;

SELECT * FROM table1;

のようにしていましたが、これは下記の様に書き換えられます。

SELECT * FROM test_db1.table1;

SELECT * FROM test_db1.table2;

しかもこの方法なら2つのDB内テーブルの結合もできるのでは?

MySQL5利用時のphpMyAdmin文字化け

またくだらないことに時間をつぶされた。orz
先日、レコードの照会を全てbinaryにすることで一応PHPからの入出力に文字化けの問題がなくなったのだが、相変わらずphpMyAdminがcharset=utf-8でページ出力するためにphpMyAdmin上でSJISデータが入力できないだけでなく、複数のレコードを選択したりすると画面上でタグが破壊されて操作不能に陥る。MySQL4.0の時はメインページのLanguageで『日本語 – Japanese(sjis)』を選択すればよかったのがMySQL5だと『日本語 – Japanese』しかなくそれがutf-8になっている。リストを見た感じ他の言語も全部utf-8しか選べないようになってるようだ。

それでhttpヘッダの方charset設定はどこだろうとgrepを駆使して探していたらどうもconfigになくてlibraries/database_interface.lib.phpにそれらしき記述がある。でもconfigでないのであまり弄りたくないので、ググって見ることにしたら…。やっぱりここしかないのか…。

要するにMySQL4.1以上はlibraries/database_interface.lib.phpを使用しないように分岐されていました。ということで以前のようにShift-JISやEUCを選択したときは、PMA_DBI_postConnect関数内のif (PMA_MYSQL_INT_VERSION >= 40100)を無効にしてelse部分だけを残しましょう。

function PMA_DBI_postConnect($link, $is_controluser = false)
{
(省略)
/* ←バッサリとコメントアウト
if (PMA_MYSQL_INT_VERSION >= 40100) {
(省略)
} else {*/
require_once(‘./libraries/charset_conversion.lib.php’);
//}

こうすれば分岐無視でcharset_conversion.lib.phpを読み込みます。

追記:
『if (PMA_MYSQL_INT_VERSION >= 40100) {』を『 if (false) {』にするだけでよかったな…。

参考:cl.pocari.org – MySQL 4.1.x な環境で phpMyAdmin を EUC-JP で使う方法
http://cl.pocari.org/2006-06-17-1.html