当ブログに近視についてのトラックバックもらっていたのに気づいたのでちょっと紹介。今更ネットでろいろ調べられるので情報に不自由はないと思いますが私の経験上ハッキリ言えることは。
「近視は生活習慣の問題で引き起こされる障害なので生活習慣を正すのが唯一の自然治療です。」
私の場合は成長に伴う仮性近視から自然に矯正できずそのまま近視になりました。小学校上がったころにはファミコンがあった世代ですからね。特にシューティングが廃れてRPGが流行りだしてからは一日5時間以上ぶっ続けでゲームというのもありましたし、ファミリベーシックでプログラム組んでいたということもあって小五あたりから悪くなり始め、中一で0.1まで悪くなった。
この頃からTVを見ると酷く目が疲れるようになったかな。PC88も持ってたしRUPO(白黒ブラウン管のワープロ)でいろいろ文章書いていた。この時目が急に悪くなった原因はRPGのやりすぎとワープロ。とにかくチラツキの激しいブラウン管です。インターレスのCRTで文字を読むのは苦痛。
それから眼科に通い始めて視力トレーニングをするのですが0.9まで回復するもののそれ以上行かなくて良くなったり悪くなったりと不安定。2年間通ったところで親が痺れを切らして眼科をヤブ医者呼ばわりして眼鏡矯正。当然眼科に通う理由もなくなって気が付けば高一で両目0.05。生活習慣改善してない&眼鏡をかけたり外したりは返って目が悪くなると言われなるべく眼鏡かけっ放しにした結果がこれだよ。眼鏡作る前の視力と矯正後の視力が同じになった事から結局生活習慣そのものの問題で眼鏡はその場しのぎというのは気づいていた。
このときは一生回復は無理かなとも思った。それでも諦めがつかなくてかなり強引な作戦に出ました。まず眼鏡をかけていてはどうにもなら無いので家を出たら眼鏡をはずす。そして視力トレーニングを徹底して始めます。また黒板が見えないと勉強に支障がでるので高二からは常に最前列の席を確保しました。それで効果はというと悪化が止まった程度で0.1から回復せず。
高二でPC98を買ってからはプログラミングに集中するということで居間のTVを見るのを止めましたが、PC98もブラウン管でインターレスじゃないだけマシという程度でした。それでも目の負担が随分違いますが。そのPC用CRTがTVチューナー内蔵していたので意味ナシ。結局高校卒業まで視力回復はしませんでした。
高校卒業したら今度は突貫で自動車学校。ここではどうしても眼鏡をかける必要があり、また普段かける様になったのですがまた一気に悪化し0.1から0.01まで落ちました。眼鏡かけても免許取れないかもというヤバイところまできました…。免許はどのみち必要だからという理由だけで個人的には直ぐに必要でもないので免許取った直後からペーパードライバー。どちらかというと二輪免許の方が欲しかったのでw
とりあえずまた眼鏡をかけない生活に戻したところで0.1までは回復。翌年二輪免許とった時には眼鏡の度がきつく感じていて原付は眼鏡の条件から外されていたことから両目で0.5は見えているらしい。片目では0.2~0.3位まで回復。ここからは眼鏡の度を下げてバイクに乗ったりとしていましたが、この頃からノートPCを使い始めてブラウン管からオサラバしたことが良かったかもチラツキはありますが発光ではなく透過光だから良かったのかも、反射光なら最強でしょうけどね。それからも相変わらずPCと付き合ってますが緩やかに回復し3年前からは運転免許の条件が完全に外れました。といっても両目0.7あったというだけで正常視力ではないのですが、他のデスクのPC画面の文章を読む時以外は困らなくなりましたね。(あれは正常視力でも辛いだろw)
視力が0.01に落ちた最悪時から10年掛かりました。砂漠暮らしとかやってたらもっと早く回復してそうですがw。とりあえず現在は片目0.4~0.5位で安定しています。それよりもサーバーサイドの仕事でログ追っかける機会が多いせいか「目力」の方が発達しているwww
生活に支障があれば眼鏡を外すのはお勧めできないのですが、中程度の近眼以上であれば遠近両用か、二種類の眼鏡を用意するのがベターですね。