3-5. 文字用の変換指定子
◆文字用の変換指定子
そもそも、printf()で文字を出力するとき
printf(“文字列”);
でできるはずですが…しかしこれではあらかじめ決められた文字列しか表示できませんね。
というわけで、変換指定子には文字型や文字列型が用意されています。
(そういえばダブルクォーテーションで囲んだものはと文字列定数と呼ぶらしい)
◇%c
%cは文字型の変換指定子で、文字一文字の表示を行います。
もちろん、エスケープシーケンスも使用可能です。
#include<stdio.h> main() { printf("%c\n",'A'); }
結果:
A
とでます。次のようにするとどうでしょう。
#include<stdio.h> main() { printf("%c\n",90); }
結果:
Z
整数値が文字コードとして扱われ、それに対応する文字が表示されました
◇%s
今度は文字列の表示を行う変換指定子です。
使い方は以下のようになります。
#include<stdio.h> main() { printf("%s\n","文字列"); }
これはちょうど、
#include<stdio.h> main() { printf("文字列\n"); }
と同じになり、
結果:
文字列
と表示されます。
これを配列を用いて表示するときは
#include<stdio.h> main() { char str[]="文字列"; printf("%s\n",str); }
のようにします。
この場合なぜstrなのかはそのうちやります。(ポインタと一緒に…)