5-3. 自動型変換
◇自動型変換
昨日はリテラルの型を統一して計算しましたが、これが違う型の組み合わせた時の型変換についての説明です。
もし、違う型の組み合わせで算術演算が行われる時、精度・有効範囲の大きい方の型に変換され答えの型もそれに従います。
たとえば、実数と整数で計算した場合、すべて実数に変換され答えも実数になります。
その他、符号なし整数と符号付整数では符号付整数に変換される等です。
1 + 2 – 2.1
これは2.1が実数なので答えは実数になります。
※1+2の時点では型変換が行われずコンピュータが1+2を計算して次に3-2.1をします。この時に型変換が行われ全体の答えが実数になるのです。