6-2. while文
◇while文
まず、whileとは? 最初に書式を示します。
書式:
while(条件)文;
とこんな感じです。複文で構成するときは、
while(条件){
文1;
文2;
}
といった感じです。
次に、働きですが(条件)が真の時、上記の文または複文を実行しつづけます。
if文と違うのは1回だけでなく何回でも実行するところです。
◇こんな使われ方をします
実際に使われる形をいくつか紹介します。
1.繰り返し処理
i=0;
while(i<10){
printf(“%d\n”,i);
i++;
}
これはiを表示してインクリメントする処理です。iは0から始まります。
そして、iが9のときまで条件が真なので繰り返しiの値が表示されます。
実行後:
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
2.無限ループ
while(1){
}
これは、中括弧の中が無限ループになります。条件が0でなければ真となるのでいいのですが、1は恒真を意味することからよく使われます。
3.EOFの検出等
ファイルの読み込み処理に使われます。
ファイルの最後のEOFを検出するとファイル入力をストップする処理です。