interphone F5MC 導入

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VX-8DのBluetooth化の理由はコレです。アマチュア無線を始める前はB+COMとAndroidスマホの組み合わせを試したことがありましたがそれ以来です。

B+COMはナビの音声を最大にしても走行中(40km/h程度でも)、何を言っているのか聞き取れないという問題と致命的だったのが充電用miniUSBがスピーカーマイク端子兼用という頭オカシイとしか思えない設計だったのでKTELに買い換えて文字通り投げ捨てました。

interphoneについては先月まで全く知らなかったのですが、今月に入ってツーリングに誘われた時にinterphone F5を薦められたという流れです。これの凄いのは単体で無線通話ができる点。

Bluetoothって多くは10m以内しか通信できませんがこれは障害物の無い見通し距離であれば数百メートルは会話できるそう。技適の内容を調べようと工事設計認証番号で検索したら、

「78M1F1D 2402-2480MHz(79channels) 0.29mW/MHz」とありました。

78Mは許可されたバンドが78MHz、次の1は良くわからないのですが残り3文字は電波形式F1Dですね。あと出力が0.29mW/MHzとありますが、1チャンネルの帯域が分からないのですが仮にチャンネル幅が20MHzだとしても5.9mWですからかなり小さいです。それにしても78MHz内に79チャンネルって詰め込み激しいですね。実際には重ならないように自動でチャンネル移動するのでしょうが。。

2.4GHzだと波長が12.5cmなのでアンテナは1/2λにしても6.25cm。機器に内蔵可能です。あとは周りに高出力で飛ぶ電波が無いからかな?
※電子レンジが2400〜2500MHzなので数百Wで飛んでたら焼け死にます。

前置きが長くなりました。本題です。

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KTELと比べても薄いスピーカーは嬉しいですね。これならシステムパッドを繰り抜かなくても良いかも。また白いのは付属の充電用バッテリーです。緊急時に充電しながら使う想定なのかな?

これみてまたか!と思うのはB+COMにしろKTELにしろF5MCにしろどいつもこいつもスピーカーとマイクの端子を独自コネクタにするのだ?元々汎用性のあったものにベンダーロックかける神経はゆるせない。要はF5MCばバッテリー切れになってKTELで凌ごうと想定したとき、スピーカーやマイクまでごっそり交換しないといけない面倒さ。しかもこれらはヘルメット用というだけで同等機能のヘッドホンより1〜2万円高いのでタチが悪い。interphone同士で会話する目的が無ければKTELにBluetoothアダプタつけたほうが個人では使いやすいですけどね。流石にぶっ続けで10時間運転なんてことはなく途中で30分〜1時間は休憩取るのでその間に充電を怠らなければ大丈夫かもしれません。

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VX-8Dとのペアリング

  1. F5MCは電源OFF状態からセンターボタン長押しでペアリング開始できるようにする。(青と赤のLEDが交互に点滅)
  2. VX-8D側はMENUで「16 BLUETOOTH P-CODE」を呼び出してPINコードを「0000」にし[V/M]ボタンを押してペアリング開始する。

これだけですね。VOXの設定とかペアリングしたくない時の操作等はマニュアル参照。

iPhoneとのペアリング

  1. F5MCは電源OFF状態からセンターボタン長押しでペアリング開始できるようにする。(青と赤のLEDが交互に点滅)
  2. iPhone側は[設定]の[Bluetooth]をオンにして[Interphone F5MC]が表示されるのをまってワンクリックでペアリング。特にPINは要求されませんでした。

運用はまだですがまずはiPhone運用かな。常時マイクを拾ってSiri対応もできるそうなので音声のみでどこまで正確に操作できるか試してみたいと思います。

VX-8DのBluetooth対応化

今更ですがVX-8DをBluetooth対応する予定ができましたのでBU-2を購入して実装しました。
VX-8Dのマニュアルに記載のオプションはBU-1でしたが知らない間に後継パーツが出ていました。Bluetooth化の理由については次回のBluetooth関連の投稿までお待ち下さい。

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必要なパーツはBU-2本体とVX-8Dに同梱されている防水シールと延長コネクターが必要です。
まず、バッテリーを外すと防水シールが見えますのでこれを剥がします。
かなり強力な粘着剤のため精密ドライバでシールを起こしたあとラジオペンチでゆっくり剥がしました。とても指だけで剥がせるような軟弱シールではありません。

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粘着剤が残っているのでこれを綺麗に取り除きます。

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溶剤等は基盤に触れると故障の元になるため使いません。爪楊枝で細かいところを起こしながら指の腹で巻くように取り除きました。

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延長コネクターを取り付けます。向きに気をつけながらしっかり差し込みます。

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延長コネクターを取り付けたところ

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延長コネクターを取り付けたらいよいよBU-2の取り付けです。こちらも向きを確認してしっかりとりつけます。

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BU-2を取り付けた状態。

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仕上げに予備の防水シールでフタをして終了です。これ失敗するとシールの再利用はまず無理でしょう。VX-8Dには予備のシールは2枚ついていたので失敗は一回までということかな。あと、真ん中の台紙は剥がさずに貼りました。理由は、元から貼ってあったシールも真ん中の台紙を剥がしてなかったのと、BU-2とシールが接着してしまうとシール側に引っ張られてコネクターの接直不良のリスクがあるためです。

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封印完了。でも台紙の端っこと穴の位置が若干ズレたか?んー。この後本体を起動してBluetoothのマークはしっかり出ているのでしばらくこのままで使ってみます。

そういえばFT-1DやFT-2DってBluetoothないね。ハンディでBluetooth対応なのは唯一コレだけなのかな。。

APRSデビュー

GPSユニット取り付けたら早速運用開始です。
FM電話に比べると比較的APRSは運用しやすいです。

  1. 一人でも運用できる
    トラッキングだけなら一人でもできるしi-Gateに拾われてGoogle Mapに載ればHAMでない人にもお知らせできます。
  2. 電信だと知らない局へも気軽にメッセージが出せる
    これ電話だとちゃんと言えるか緊張もするし、コミュ力無いとレポート報告だけで終わりになります。コンテストなどではそれで良いかもしれませんが、お話相手がほしいローカル局に対しては失礼ですね。
    電信だと送れる文字数にも限りが出るのでどんなメッセージを送るかより送受信が成功したかどうかの確認の方が重きを置いている印象です。
    移動中のトラックの運ちゃんに電話で話しかけると怒られそうですが、APRSで挨拶文を1回流しても別に何とも思われないと思います。中には自動返信している局もあります。
  3. APRSならQSLも無い?
    あと無線で困るのは「QSLはビューロで」これが一番無理。JARL会員じゃないのでというのもありますがQSLカード集めが趣味の人から見れば残念な局として二度と読んでもらえないかも。
    QSLカード自体はその内作りますが交換は電子的な方法に限定します。
    APRSは移動局というか移動中局が多いのでQSLは無さそうなイメージです。

ここからは実際に運用して気づいたことです。

  1. GPSで位置情報を受信できないときはポジションのビーコンを出せない。
    まずは自分の存在をアピールしないと誰も気づかないので重要です。
  2. 位置情報が不明でもメッセージ送信は可能
    そしてローカル局からのACKの受け取りも可能
  3. インターネットからもメッセージ送信可能
    但し無線機のポジションが不明だったり古かったりすると失敗します。
    これはデジピーター越しの局でも同じですね。
  4. デジピータを使用するとポジションのビーコンが自分に帰ってくることがある
    これはちょっとビビります。
  5. メッセージはアルファベットと一部記号のみ
    日本語使えないはちょっと辛いのですが、機種による表示文字制限もあるのでCW略語やQ符号がよく使われます。むしろ勉強になって良いですね。でもO2(お疲れ様)は違うよねw
  6. 一部モービル機にはメッセージ読み上げ機能があるらしい。
    家に置くとしたら欲しいかも。
  7. 5ワットではよく負ける。
    ハンディの歩行者は移動量が少ないのでビーコンの間隔が長めかもしれませんがデジピータやi-Gateに届いていないかもしれません。
  8. 9600bpsより1200bpsの方が悪環境に強い。
    周波数は隣通しなので電波の飛びとか受信感度は変わりませんが、やはり1200bpsの方が遅いだめデコード成功率が高いです。