Category Archives: DTM

鏡音リン・レン受けとりました。

2007122901-1

発売日には到着していたのに不在だったので受け取りが今日になってしまいました。早速歌わせてアップされている方もいるし、どうやら難易度が高めのようですのでうまく歌わせられるように頑張ってみます。CVシリーズ初の男声ボーカル入りなので期待も高いですね。レンは早速ウィーン少年合唱団系って言われてるみたいですw

 

写真には「鏡音リン・レン」とその後ろにDTMマガジンが写ってますがあれは来年の1月8日発売の2008年2月号です。正月休みを意識されたのか発売日よりも10日も早く到着していました。フライングゲットもここまでは初めてかな。既にパラパラっと読んだのですが何とmuzieやニコニコ動画で有名なOSTERさんの横顔が!?初音ミクについてのインタビューが載っていました。

 

パッケージに貼ってあるラベルを読み取って携帯にデモソングダウンロードしたらミクのときは3g2(音声ファイル)だったのにリン・レンはmmf(MIDIフォーマット)だったのでここでも進化しててビックリ!。mmfもYAMAHAなので互換性はあるだろうと思っていましたが独自サンプリング?処理能力的には音声組み込みだと思うけどそんな機能あったんだ…。

 

「みくみく~」騒動を勝手に概要まとめ

あれから、さらに反論大会になって2chでは祭り。今年のクリスマスのネットイベントはどこが一番盛り上がるかなっと思ったら著作権絡みの大騒動だったなんて…。

まずは、「みくみく~」の著作権がどうなっているのか、そして配布に関しどのような条件があり、ソフト会社であるクリプトンが絡む事になってしまったか。最後に騒動の時系列をここ数日で見てきた情報から抽出して勝手にまとめ。

ご注意:以下の内容は後日に報道されている事実に変更があった場合、予告無しに編集します。(取り消し線を利用したり毎回日時打刻すると凄く汚れるため)
【最終更新】2007/12/23 02:35

1.「みくみく~」関係の知的財産権

作詞:ika氏→DMPに信託?
作曲:ika氏→DMPに信託?
原版:ika氏→フロンティアワークスに委託?DMPに信託?
実演:ika氏(*1)
初音ミク:クリプトン
VOCALOID:YAMAHA(*2)

*1)初音ミクは楽器、DTMによる自動演奏なので演奏データをプログラミングした人ということでika氏
*2)初音ミクの場合はクリプトンが代行

2.商用配信についての条件
・カラオケ配信:メインボーカルが抜けてVOCALOID無しであれば対象外(YAMAHAのソフトウェア使用許諾)(*3)
・着メロ等:VOCALOID以外の楽器を使用しているので多分大丈夫(YAMAHAのソフトウェア使用許諾)
・初音ミク(名称):追加許諾が必要(VOCALOIDライブラリ使用許諾)
・初音ミク(絵):別途許諾が必要(使用許諾書の想定範囲外)(*4)

*3)たしかこの曲はバックコーラス無かったと思う。ちなみにメルトだとバックコーラスもVOCALOIDっぽいが別の音源に代用できれば問題なし。
*4)今回は録音物のみなので対象外かな。

以上を検討すると次の権利処理が発生すると予想
初音ミク(名称):
初音ミクがメインボーカルを務め他の実演者が曲中に参加していないためVOCALOIDライブラリ使用許諾において追加許諾が必要。カラオケに関しては左記の条件は解消されそうだが歌詞が初音ミクをテーマとしたものなのでこの場合に追加許諾が必要かどうか不明。
作詞・作曲・原版権:
IKA_MO氏と契約が必要。権利の信託先についてはまだ不明点が残る。JASRACに登録された内容が正しいとすれば作詞・作曲の権利はDMPに信託されている。原版権の管理はクリプトン側という見解は一致。ただクリプトン側のJASRAC登録そのものについてクレームを出しているところから作詞・作曲の権利は両社が争っている可能性がある。

3.問題となっている事

a)JASRACへの無断登録
・初音ミクの無断使用→修正済み(解決)

b)関係各社の対応ミスと認識の違い
・DMPの都合の良い独断
・クリプトンのDMPへの対応の甘さ(*5)
・フロンティアワークスの契約チェックの甘さ
・言った言わない、弊社ではこう認識してます等のくだくだな展開、自社ブログでの反論大会

*5)事件発覚までのやり取りに関してです。権利の話はちゃんと線引きして明文化し証拠を残さないとだめですね。

c)DMPの非常識
・JASRACへ初音ミクの無断登録
・作曲者と詳細な契約(金額や使用範囲、権利信託やJASRAC登録についての説明)をせず先行配信
・クリプトンとの商標使用許諾が得られてないまま独断配信

ところで「みくみく~」のような初音ミクをテーマにした歌詞って使用許諾書の想定の範囲外なんですがこれってどうなんでしょう?
知財の専門家は初音ミクを連想させるので無断NGって言いますが…。確かに無断は不味いかな。商標だし。
(1)JASRAC初音ミク登録問題

2007/12/08 「みくみく~」カラオケ配信

2007/12/17 09:47 J-WIDに「みくみく~」が登録されている。→(2)へ

2007-12-19 00:46 アーティスト名についてクリプトンからDMPに問い合わせ

2007-12-19 19:31 DMPは謝罪

2007-12-21 04:04 J-WIDの登録内容修正報告
(2)DMPの楽曲契約問題

2007-12-18 ニコニコ動画でJASRAC非難とドワンゴ非難が同時に発生(*6)

2007-12-19 15:00 作曲者らしき契約状況に関する書き込みが見つかる

2007-12-20 20:23 DMPがクリプトン側の問題とコメント

2007-12-21 01:29 クリプトンが説明と謝罪

2007-12-21 04:04 DMPが反論

2007-12-21 11:49 クリプトンが反論
2007-12-21 19:07 ひろゆき解決案を出す

2007-12-21 22:30 DMPがさらに反論

2007-12-22 00:00 DMPの反論についてクリプトンからコメント

*6)今回の件に関してJASRACが非難されるのは完全にとばっちりです。単にDMPの申請に対し事務処理してるだけ。

■参考にした情報元一覧

2007/12/17 9:47:11
CloseBox and OpenPod 初音ミク、JASRACデビュー ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2007/12/jasrac_3adb.html

2007-12-19 00:46
メディアファージ事業部 ブログ内のコメント
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/12/vocaloid2_cv02_4.html#c54943

2007-12-19
ドワンゴによる初音ミクオリジナル曲登録問題まとめ(γ) – カミングアウトした他のミク曲作者
http://www32.atwiki.jp/mickmiku/pages/14.html

2007-12-19 19:31
ニコニコニュース‐「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」JASRAC登録にいたる経緯
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2007/12/000733.html

2007-12-20 20:23
ドワンゴ、「アーティスト名:初音ミク」のJASRAC登録で「クリプトンと協議中」 – ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/20/news129.html

2007-12-21 01:29
着うた配信の経緯メディアファージ事業部 ブログ
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/12/post_61.html

2007-12-21 04:04
ニコニコニュース‐「みくみくにしてあげる♪」【してやんよ】JASRAC届出情報変更に関するお知らせ
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2007/12/000742.html

2007-12-21 04:04
ニコニコニュース‐クリプトン社の謝罪に対するコメント
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2007/12/000744.html

2007-12-21 11:49
着うた配信の経緯(2)メディアファージ事業部 ブログ
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/12/2_2.html

2007-12-21 19:07:00
クリプトン社さんとドワンゴミュージックパブリッシング社さんへ、 ひろゆき@オープンSNS
http://www.asks.jp/users/hiro/35254.html

2007-12-21 22:30
ニコニコニュース‐クリプトン社様からの着うた配信の経緯(2)に関して
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2007/12/000751.html

2007-12-22 00:00
メディアファージ事業部 ブログ内のコメント
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/12/2_3.html#c56112

 

DTM雑誌の歴史

すごい懐かしいものが掲載されているページを見つけました。でもベーマガの別冊がルーツなんて知らなかった。でもベーマガはかなり長期間お世話になったので記事に掲載されているコンピュータミュージックマガジンの表紙絵はしっかり覚えています。ただEpとSynQだけは見たことないな。
あとDTMマガジンはたしか96~97年頃から買っていたかな~?就職してから移動を機に一人暮らし始めた時に2000年12月号まで処分してしまってもう無い…。今もってる一番古いのが2001年1月号で発行元は既に寺島情報企画になってますね。

国内DTM関連雑誌の足跡 Part2 DTMマガジン誕生への流れ – [DTM・デジタルレコーディング]All About
http://allabout.co.jp/entertainment/dtm/closeup/CU20031103/index.htm

初音ミクは楽器?歌手?

替え歌の著作権に関して問題提起している記事を見つけましたが、歌詞を変える場合に歌手による表現かサンプラー等の楽器による演奏なのかによって作詞者から許諾が必要かどうかなんて初めて知りました。というか最初から作詞と作曲は分離した権利だと思ってた。制作段階で歌詞と曲が一体だったものは別として、曲だけが先に存在するものや、詩だけが先に公開されていたものが後に組み合わされたものが管理楽曲として登録された場合はどうなんでしょう?

著作権管理の現場で悩んでいると書かれている問題は、初音ミクは楽器なのか歌手なのか?システムとしてはサンプリング音源を利用したシーケンスソフトなので楽器といえば楽器なのですが、出来上がった結果は歌手が歌っているものとみなされて公開には作詞者の許諾も必要になる場合もあるということですね。

VOCALOIDは歌うアンドロイドという意味合いだと思いますが、こんなに早くSFみたいな問題が起こっているとは思わなかった。著作物に人格権の存在する国、アニメや映画の中ではロボットにも人権があるような描写が基本の国なのでこの問題がどのように展開していくのか。DTMとMAD職人の中だけでブームになるのかと思ってたら、TV報道・Wikipedia騒動・検索エンジン騒動・Yahoo!決算説明会で話題・著作人格権との関わりと…本当に恐ろしい娘だ。

初音ミクが問いかける、楽器と歌手の境界線 – CloseBox and OpenPod [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2007/11/post_47eb.html?ref=rssall

初音ミク 著作権を根底から脅かす恐ろしい娘 今日の一言 法律のくすりやさん
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2007/11/02/1884551

初音ミクは鉄腕アトム2.0か – CloseBox and OpenPod [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2007/10/20_1641.html

benli 「初音ミク」と著作権法
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2007/10/post_df56.html

MIDIとJASRACの関係

最近DTMの話題が絶えませんが、昔DTMをやっていた一人としては時々話題になる「JASRACの圧力」という言葉に過敏に反応してたりします。以下は自分の体験談のため主観的な文章ですが当時を知っている人には共感するところあるかなっと。

MIDIとの出会い

元々はマシン語の勉強のために94年にPC-98UX21を中古購入したのですが、当時のPC-98用ゲーム「ファーランドストーリー」がRoland CM-500でBGM演奏しているデモを聞いて鳥肌。コンピュータだけでも作曲と演奏が出来ることに衝撃。でも当時からMIDI音源は高価だったので高校生が買えるものではなくしばらくはFM音源のYM2203弄りとN-88BASIC上でMMLによる演奏データ作成をやってました。(耳コピと採譜は小学高学年くらいから始めた。さらに言えば小3~小6の時に使っていたYAMAHAエレクトーンにMIDIのロゴが入っていたのを再発見するのはさらに数年後。楽器同士繋げるだけの物と思いDTMと連携できるなんて思いもしませんでした)

またそのころに通信カラオケなるものが登場し楽曲データはMIDIフォーマットに対応していました、その時にこの業界でカラオケデータを作る仕事が増え食っていけるかなと思ってましたが、親に猛反対されそうなので言えなかったですね。

その後カラオケボックスでは曲の配信が通信回線(多分ISDNとか)を利用してどこのカラオケ屋でも楽曲数が増え、新しい曲も早く提供されるようになりました。通信カラオケのこともあるので多分MIDIでやっているのだろうと思ったらMIDIフォーマットだったかどうかは分かりませんでしたが明らかに演奏データを落として電子音源で演奏させているのはすぐにわかりました。

PC用MIDI機器を入手

96年PCをPC-9801BX2(中古)に買い替え。このときにSoundBlasterとYAMAHA DB50XGを使い始めた。習作がてら楽譜からのカラオケデータ作成やエレクトーン演奏の練習の為のお手本作りなどを無料で請け負ってました。98年にはハチプロを購入しソフトもXG WorksからCakeWalkに切り替え。でもこの頃からバイトとプログラミングに時間を取られだんだんMIDIは再生機器としか使わなくなっていく。

2000年ネット上でのMIDI公開に著作権料が発生

2000年にMIDIユーザに衝撃的な事件が勃発。この時は既にPerl屋としてウェブ制作の支援をやっていたときですが、FLASHのBGMとしてのMIDI制作ということもありました。さらにこの時点ではインターネットは一般に認知されていましたがまだブロードバンドが普及していないためネット上の音楽交換としてmp3だけでなくMIDIも大量に配布されており、通信回線の都合上MIDIデータの方が入手しやすかった。また音源としてハチプロを持っているので互換性で悩むことも少なかった。さらに言えばMIDIデータに関しては二次著作物が多いのは認識していたがCDからコピーしたものとは違い、耳で聞いたものを電子音源で再現したものだし再現性でも生演奏には到底追いつかないため著作権料を払うことに対しては強い抵抗があった。

News:個人サイトでの楽曲利用,MIDIユーザーの猛反対も文化庁が認可
http://www.itmedia.co.jp/news/0012/22/jasrac.html

もちろんMP3に関しては、明らかに違法コピーという認識があったのでMP3サイト管理人や一生懸命夜中にシコシコダウンロードしていた連中に対してはザマーミロと言った。しかしMIDIに関してはやりすぎでないかと思った。当時を知るDTMユーザはこの事件をJASRACの圧力と表現している。

当然MIDIデータの作成に関して原曲の音源は使用しないので、演奏・歌手の原版権は及ばない。
当時の音源ではMIDIフォーマットのまま配布する場合にボーカルは存在しないため、作詞の著作権は及ばない。(歌詞を同時配布したり、埋め込んだ場合は別)
あとは作曲の著作権となるが、これが楽譜を元に権利が発生するのか聞いた音で判断するのかで意見も異なる。
実際の楽器でも楽譜だけの情報では再現しきれない演奏テクニックがあるのと同じでまず楽譜どおりに入力してもMIDIはチープな演奏しかしてくれない。人が演奏しているように再現するには、パラメータの調整で音質を変えたり、複数の楽器の音を組み合わせて一つの音を作り上げたり、時には音程まで変えて似せようとします。このようにして作られたデータは元の楽譜とは似ても似つかないものになっている場合もありますがMIDI演奏のノウハウが詰まっていて、DTMを学習する人には貴重なデータです。さらに耳コピで作成したデータの場合は楽譜も使用していないのである。つまり楽譜を元に著作権を主張するなら耳コピ+MIDIテクで作った曲は盗作呼ばわりはされても二次著作物ではないと考えることが出来る。
(JASRACでは曲名と歌手名で管理しているので、全く違う曲名つけたものはどうなる?盗作には間違いないが)

次に非営利個人でも著作権料を払うかどうかについては、MIDIの制作活動で誰か損をしているのか?という話題が挙がった。著作権料を払うことと著作者に対する損害の有無は単純に語れない話だがDTMユーザにとってはネット上のMIDI制作活動が経済的負担により事実上制限されてしまった。これは自己アピールを含めた公表を目的とした人だけでなく、これからDTMを始める人にとっても勉強の場やコミュニティーが一気に消滅してしまった。

この事が大げさにJASRACの圧力で若い芽を摘んだとか、アーティストの質が低下したと言われていますがどうなんでしょう。職業として作曲者を選択した人はこれくらい理由で曲げたりしないし、淘汰されたのは演奏用音源としてしか使わなかったライトユーザ層が殆どな気がします。その影響がDTMユーザの減少とPC用ハード音源の新機種が出にくくなった事に繋がっていると思います。ソフトシンセの性能向上も関係ありそうですがやはり相当CPUパワー必要とするのでヘビーユーザしか残れなかったと思います。

私の場合はブロードバンドの普及でカラオケからMIDIデータが消えたことでカラオケ用MIDIデータの制作という仕事は無いと判断した事だし。その割には音響だとか音質については関わりを持とうとし、耳コピで苦労していたこともあってMIDIとは逆で人工知能で音源を抽出しその音階を検出することは出来ないかと研究内容の近い研究室に入り込んで、結果音声認識・雑音除去のベンチャーに就職することになります。

その後携帯電話でFM音源+MMLそしてSMAFとDTMと同じ流れでやってきたのは驚き。でもその携帯電話も着うたフルに押されて今では携帯電話ゲーム用音源。

FLASHのコンテンツで貴重な存在となったDTM職人

またDTMではハードウェア音源を持つユーザの割合がどんどん少なくなり、WindowsXP搭載のソフトシンセが標準のMIDI音源?という気がしてきた。昔は特定の音源を駆使するものだったが、ソフトシンセで問題なく聞けるようにする方法と特定の音源を利用する場合はMP3に変換するという形式に変わってきました。この時代の一般DTMユーザーはDTM職人と呼ばれるようになり、FLASHのBGMでコラボレーションする機会が増えてきたと思います。ただオリジナル曲で提供しないとFLASHが黒作品(著作権に問題がある作品)となるためそこまで出来る職人の数はそう多くありません。(だから職人と呼ばれるようになったのかな)

VOCALOIDの登場

ここからは以前書いた事と同じですが、会社で音声合成だけはやってなかったので情報を集めている最中にVOCALOIDのニュースを見つけるんですね。ただロボットボイスになりやすいのでTTSの方がFLASHに使われていたと思います。(価格の問題もあったかな)

作品公開の場が個人サイトから動画投稿型サイトへ

FLASHの人気が上がるにしたがって問題化したのが転送量の問題。まだFLASHのみで作成した作品は軽量だがその中にMP3等の音楽、画像・動画を埋め込むことによって急激に容量が増加。これによってFLASHを公開する場所を転々としないとアクセス集中時に見れなくなったりする。ちょうどその時期に登場したのがYoutube。但しここで流行ったのはMADとアニメ録画、特に制作中心の流れではなかった。

アイマスMADとニコニコ動画

ニコニコ動画は再生している動画に擬似リアルタイムでコメントを入れ、みんなで楽しむ体験ができるサービスだと思っている。これと似たようなものでは実況掲示板を見ながらTVを見るのに近いと思う。
そしてアイドルマスターの人気と別のBGMを入れたMAD作品が流行った。このころのDTM職人は打ち込みだけでなくサンプリングを駆使できる人が増えた。これはソフトシンセ発展やMIDI関連機器がレコーディング向けのものが多くなったおかげもあるかも。

初音ミクの影響で一気にDTMユーザが増える。

ただここで注目したいのは今まで生き残ってきたDTM職人と初音ミクからDTM始める人では極めようとしている範囲が違うこと。初音ミクからの人は当然ボーカルにこだわり、これからもこだわっていくと思う。現状BGMの制作は難しいためオリジナル曲を制作するにはDTM職人の協力が必要だと思います。

現在はVOCALOIDの認知のため一般的な曲のカラオケ版やボーカル除去の処理をしてVOCALOIDに歌わせている動画が多いのですが、また近いうちに黒作品として抹消されてしまう運命にあると思います。

今度こそは自爆してDTMがマイナー趣味に戻らないようにレコード会社や管理団体の権利が及ばないユーザ同士のコラボレーションによって発展できる基礎を作りたいですね。

追記:2007/12/24 23:43
この記事がYoutube板に張られるのに今気づいて、ウソ書いてないか読み直し(^^;
耳コピMIDIについて自論展開してますが当時は音楽著作権についてよく知らず、CDとかの原盤管理してるとことしか思って無かったです。

「カラオケからMIDIデータが消えた」も当時の思い込み。個人的にサンプリング系はDTMとして認めてなかったしなぁ。当時と比べるとDTMの表現能力って凄く広がった気がします。

スレにも10年前という書き込みがありますが、パソ通はやってなかったから96年辺りのMIDIに対するJASRACの動きは知らないです。というか10年前何があったの?躍起になって探してた。

VOCALOIDの誕生ニュース

Meikoが2004年11月、Kaitoが2006年2月リリース。あれ?私が聞いた初めてのVOCALOIDのデモは2003年だったはず。ということは男性・女性ボーカルは間違いないとしても当時聞いたのはMeiko/Kaitoでは無かったようですね。

当時のニュース記事とサイトを検索したらまだ残っていました。

ヤマハ、歌詞と音符から人の歌声による楽曲を作成する歌声合成ソフト『VOCALOID』を開発
http://ascii24.com/news/i/soft/article/2003/02/26/642097-000.html

News:歌詞とメロディを入力すると歌い出す ヤマハが歌声合成ソフト開発
http://www.itmedia.co.jp/news/0302/26/njbt_06.html

Vocaloid
http://www.vocaloid.com/jp/sample.html

ヤマハサイトのデモ曲はもう聞けないみたいですね。orz

どうして2003年にVOCALOIDを聞いたという記憶だけ鮮明かと言うと2003年末まで音声認識業界で働いていてPC/PDAでアプリケーションを作ってました。そこで認識した音声を復唱したり音声人力した質問に音声で回答するために音声合成(TTS)を必要としますが、当時はLaLaVoiceのエンジンを利用していて他にも国内海外問わず高品質な合成エンジンは無いかなと(当時の取引先から子供向け商品としてキャラクターボイスの音声合成は無いかと要望もあったので)調査しているときに知ったわけです。VOICALOIDは業務上必要なツールではなかったのでデモを聞くだけで終わったのですが、正直音声認識より音声合成のほうがチャンスありそうだなと思いました。

それからたった4年でVOCALOIDがネット界隈をお騒がせするほどになるとは思ってもいませんでしたw
今の人気はコンセプトが受けて新しいDTMユーザ層を開拓しているという感じです。これが定着してDTMユーザ層以外にもVOCALOIDとしての評価が出てくるまではもうしばらくかかりそうですね。

ということはMeiko/Kaitoのデモを聞いたのは記憶違いかなっと改めてサイト探して聞いてみたら、やっぱり過去に聞いている…。少なくとも今年じゃないし多分DTMマガジン経由だな。

初音ミク

2007102001-1

急ぎで必要なわけじゃなかったのですがMIDI機器の模様替えやっていたのでソフトも購入しました。
因みにDTMマガジンは以前から書店で購入していたのですが、唯でさえ少なくて買えない時もあるというのに初音ミクの異常な人気もあって今後さらに買えなくなりそうだったので、数年ぶりに定期購読に切り替えました。つーかマジで「吉野家コピペ」のような気持ちになりましたね。「お前らな、初音ミクの特集如きで普段読んでないDTMマガジン買うんじゃねーよ」

まぁ、初音ミク狙いでDTMマガジン買えなかった人と転売目的で買い占めた人が定価の三倍近い4000円前後で必死に取引しているようですが、書店販売が終了しても定期購読なら普通に買えますよ。しかも開始月を2ヶ月前の号から指定できるので年末まで余裕です。初音ミクを切欠にこれからDTM始める人はどうせDTMマガジンのお世話になるだろうからマジで定期購読をお勧めします。

何故って、一般向けの曲をオタクは発掘しないから。 – Scott’s scribble – 雑記。
http://d.hatena.ne.jp/ymScott/20071018/1192712364

あくまで現状では、初音ミクの魅力がわかるのはオタクです。 – Je n’avais pas l’intention d’aller à la mer.-HINAGIKU SAID ”LIVE OR DIE”
http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071018/1192707995

初音ミクのコンセプトや購入層からアニオタ層が多いのは確かですが、もっとVOICALOIDエンジンについて語って欲しいところかな、昔MeikoとKaitoを買わなかったのはデモ聞いてまだまだぎこちないなーと思い、今回のミクはそれが無くなっていたから「使える」という判断が出来たわけですから。でもニコニコにアップされているのを聞くとそれぞれのサンプリングが歌手と声優という差がでるのか、ぎこちなくてもMeikoのほうが歌がうまいんだなー。ミクはエンジンが新しく安定しているのでチューニング失敗してもロボボイスじゃなくて「アホの子」になるから受けてるみたい。MeikoとKaitoもVOCALOID2エンジンでリニューアルしないかなー?

あと選曲に関しては、私個人で言えば基本的に歌は聞かないし(普段聞くのはクラシックとかトランスといったボーカルが無いのばかり)アニメも普段見ないのでJ-POPもアニソンどっち聞いても初めて聞くという点で条件が同じだったり原曲知らない前提なので原曲との比較はせずに公開されているコンテンツだけで評価するけどそれって珍しい方かな?

既存曲をVOCALOIDでカバーするという発想ではなく、どうしても知っている原曲との再現性を批評する事に固執したいなら勝手にやってくれって感じです。声の主が違うのにモノマネをするのは制作する側にとって技術を積むメリットがありますが、似てないからっと言って酷評したらかわいそうです。
また初音ミクの絵や3Dは、DTMとは別のベクトルなのでそれはそれで盛り上がっている分にはかまいませんが本体はVOCALOIDであることを忘れないで欲しいですね。

第1回:「初音ミク」に注目すべき理由を考えてみた:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071018/284847/?P=2&ST=ep_webpluse

なぜ初音ミクが注目されるのかの説明わかりやすいです。
ただ既存曲(正確にはJASRAC管理楽曲)のカバーには、流通の際に著作権料の負担が必要になるので個人では敷居が高いし気軽に公表(自主流通)できないとなるとモチベーションの維持も難しいと思います。また、オリジナル曲で行うにはもっとDTM人口を増やして層を厚くして良いものを沢山生み出す環境してしていかないと思います。最終的にはDTM全体が盛り上がってくれるを期待。

公開の新旧の差もでるため確かに再生数は少ないですが、みんな聞いたことがある思う曲で探してみました。

ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクのドナドナ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1066855
ちょっとだけ替え歌になっているけど感じは出ています。

ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクが今日の日はさようならを歌っていきました
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1321961
小学校で歌ったことありますね。
もしかしてミクって唱歌が得意なんじゃないかな。

ニコニコ動画(RC2)‐音声合成で歌わせてみた「この木なんの木のうた」(初音ミク Ver.)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1114461
正式名称は「日立の樹」だそうです。
これは凄いちゃんとカバーしてるし使える品質。

初音ミクの人気で再び脚光を浴びたMEIKO

以下は歌唱力の良さが再認識されているVOCALOIDの姉貴分「Meiko」。探したところ曲数自体少なくアニソンが多いようですが、歌わせるなら今のところMeikoのほうがカバーできる曲が多いような気がします。(ただ初代VOCALOIDでは相当な技術を必要とするみたいで調整のほうが難しいとか)

ニコニコ動画(RC2)‐MEIKOとミクの真摯な再挑戦。カッチーニのアヴェ・マリアを歌う。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1288112

ニコニコ動画(RC2)‐アンインストール (VOCALOID ver.)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm476733

ニコニコ動画(RC2)‐創聖のアクエリオン (VOCALOID ver.)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm346059

上2つは初めて聞きましたがここまで歌わせられるのが凄い。多分原曲でもカラオケが難しい部類なんじゃないかな。

ニコニコ動画(RC2)‐君をのせて (ボーカロイド ver.)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm680506
これもアニソンですが認知度で言えば問題ないと思います。小中学校の合唱でも歌うし。

以上は全てニコニコ動画へのリンクですが、Youtubeにも進出しはじめています。
その中で出来の良いもの(特にMeikoの)は英語圏からの絶賛コメントが寄せられていますね。特に製作技術について賞賛していて海外のほうが正当な評価をしていると思います。

初音ミク消失騒動

昨日の騒動は同時多発のためネット界隈では陰謀論で騒いでいますが、いろいろな意味で考えさせらる事件だと思います。

・第三者による著作権の権利行使
これはWikipediaで著作権違反によるページ削除が行われたが、販売元のクリプトン社によると「削除依頼は出していない」ということ、さらにブログ中で転載の許可を明言したことで、現在でも発生している削除依頼は第三者によってしつこく行われていることが判明。また依頼主の本人確認や内容の検証そして著作物に関するポリシーやGFDLの要求などWikipedia側の問題点も出てきた。
販売元が転載を認めている以上、削除要求を出し続けている第三者は悪意でやっているとして陰謀論が起こる。
これは「著作権の非親告罪化」によって起こされる著作権者や著作物利用者への権利侵害事件の例として考慮すべき点だと思います。

・情報共有とリスク
最近はWeb2.0(なぜかネット界隈の外側の人の方がよくこの単語を使う)とかでサイト同士でのデータ共有・交換により、どのポータルサイトでも同じような検索結果やコンテンツを得ることが出来るようになりましたが、グーグル八分の影響が思ったより広範囲という事を認識しました。
検索エンジンからの消失に関してはまだ原因が分かってないのかな?これはシステムの脆弱性なのか、Wikipediaとのシステム的な絡みはあるのか?そして人手による削除行為は行われたかどうか?メディアによる情報操作・中国よりも酷い言論封鎖とこちらも陰謀論がすごいです。先日もTVでの特集で変更報道騒ぎになったばかりなので陰謀論の矛先がそっちの方に向いていますが…
とにかく検索エンジンのトラブルについては原因をはっきりして欲しいところですね。

初音ミク – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF

「初音ミク」Wikipedia項目削除依頼が上がっている件に関してメディアファージ事業部 ブログ
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/10/wikipedia.html

「初音ミク」の画像検索結果消滅について各検索エンジンに電話してみた – GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071018_vocaloid2_image_tel/

「初音ミク」の画像が検索できない~発売元は「削除は依頼していない」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/18/17223.html

“消えた初音ミク”問題 ヤフーとGoogle「原因を調査中」 – ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news065.html

初音ミク騒動とWikipedia – 見ろ!Zがゴミのようだ!
http://d.hatena.ne.jp/torin/20071018#1192712174

たけくまメモ 「初音ミク」事件について
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_e716.html

fladdict.net blog 初音ミク失踪騒動に騙されるな、あれは陽動作戦
http://fladdict.net/blog/2007/10/post_99.html